2011年10月24日

蔵の中の椅子展

ちょっと遅くなり申し訳ありません。倉敷にて、木工家の作る椅子の展覧会が開催されています。素晴らしい蔵を改装したギャラリーです。倉敷のお近くの方は是非覗いてみてください。

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私も参加させていただいております。今回は上高地より切り出された、榎木の巨木の作品です。それ自体も珍しいのですが、内側は大きな雨露になっており、木目は全面に玉杢の出る大変珍しい木です。輪切りにした材料の、雨露の丸みを生かし、ひたすら身体に合わせて削りだしたラウンジチェアーです。座面は木製の座り心地を追求してきた私にしては珍しい革張りです。

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主催者の開催趣旨が素晴らしく、そのテーマに沿った素晴らしい椅子達が70点ほど出品されています。日本にこれだけの作品を作る木工家がいることが大きな励みになる展覧会です。

椅子が好きな方にも、全国の作家を知りたい方にも、いろいろな視点で楽しめる展覧会です。
posted by TAK at 23:42| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月16日

森林浴トレイルラン 入賞プレート

精進湖でトレイルランが開催された。友人の福田六花氏がプロデュースしている大会。


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富士の麓、美しい樹海を走るすてきな大会だ。この大会のために入賞盾を作らせていただいた。

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この大会は約1250年前に流れた溶岩流の上(それが青木ヶ原樹海)で行われている。そこで、その時の噴火を沈めるために建立された浅間神社に生える樹齢1200年の杉の木から落ちてきた枝でその盾を作った。

枝と言っても直径10cmの中に年輪が、何と200本もある!決して大きなモノではないがその存在感は圧倒的だ。100倍のルーペで確認しないと年輪を数えることすらできない。



昨年に続き、表彰式で制作のこと、この木の事を少々話す機会を頂いた。樹齢1200年の話の所では歓声が沸く。日常生活の中で、1200歳のモノと暮らすことを考えると、ちょっとわくわくするでしょう?

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参加者が皆生き生きと走り、富士の自然を楽しんでいることが解る。とってもうらやましいな。
来年は私も走者として参加させていただきたいと思い、プロデューサーの福田六花氏と2ショット!?

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2011年10月06日

lidem チェアーフィッティング こども用姿勢改善アダプター 

青山 町田ひろ子アカデミー グリーンハウスにて開催された「生活デザイン」未来塾に於いて、子供用姿勢改善アダプターのプレゼンテーションをしてきました。

木工家、デザイナー、販売関係、企画など、家具、インテリアに係わる約20名の参加者に、チェアーフィッティングの考え方、現在問題化している子供の姿勢の崩れ、その解決策などを発表しました。

参加者からは、デザイン、実用化、問題点など、様々なご意見を頂きました。有難うございました。
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2011年09月27日

銀座デザイン大学

10月8日土曜日 チェア−フィッティングの講演会があります。

場所・東京都江東区新砂の竹中工務店東京本店。2F Aホール

時間・13:30〜16:30

東京建築士会主催 オープンカレッジ 銀座デザイン大学 オーダー家具の作り方。

身体に優しい家具作りのワークショップ

ものつくり大学の赤松先生の講演の後に椅子、チェアーフィッティングについてお話しさせて頂きます。

詳しくは東京建築士会まで

http://www.tokyokenchikushikai.or.jp/03_jigyo/03_main.htm

201102design-kagu.pdf

建築士の方をメインにしていますが、一般の方もOKです。

初めての大きな講演会です。一生懸命準備しますので、宜しければお出かけください。
ラベル:椅子
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2011年08月28日

河口湖でのんびり

昨日まで東京、神奈川と飛び回り、帰宅も深夜になっていたので、今日は午後を休みにして少し家族の時間を取った。

自営業は夏休みを採る余裕はない。基本的には日曜もなくて子供達には少々かわいそうだ。このちょっとの時間でもとても貴重。

車にカヤックと釣り竿を積み込んで.5分ほど離れた浜にゆく。河口湖に住んでいて得した気分。すでに3時を回って、観光客は帰路についている時間だ。周囲に観光客の姿は少なくなっている。
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それぞれ思い思いに釣り糸をたれたり、カヤックをこいで岸辺を散策したり。カヤックは、独特の水面すれすれで、滑るように進む感覚は、いつも自然との一体感を確認出来て心地よい。子供達も笑顔だ。
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こんなに近くに住んでいるのに、去年オークションで格安カヤックを見つけて家にあるのに、湖に出られるのは年に3〜4回ほどしかない。
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改めて少しの時間でも積極的にオフを取る大切さを実感する。

自然にエネルギーを沢山もらって、良い夕暮れの時間だった。
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2011年08月27日

山の上ギャラリー ギャラリートーク

大船、山の上ギャラリーでで開催されている「私の椅子展」のギャラリートークにお話をしに行ってきた。

今回はとてもこぢんまりとした様子で、アットホームなギャラリートークとなった。

参加のお客様の一人に腰椎すべり症の方がいらしてお宅では15分座っているのも辛いという。このような外科的に治療が必要とされている方の場合は、椅子の座り方、選び方にも慎重にならざるを得ないモノだ。

今日の話は2時間近い予定。大丈夫かな。と少々心配なので、先に身体に合うサイズの椅子を選び、座り方のご指導をさせていただき、チェアーフィッティングとまではいかないが、それなりに気を使ってのギャラリートークとなった。
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自分の仕事史、椅子の話、身体の話など、皆さん熱心に聞いていただいて、後の質問コーナーも更に熱心な質問が次々と飛び出した。

やはり座り心地だけでなく、身体の事に対する皆さんの関心が高いのが分かる。
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2時間の話の後、先のお客様にご感想を聞いた。

「こんなに長く楽に、きちっと座れた事はなかった。とても楽です。」と、驚きと喜びの感想を頂戴し、今日は、お話しさせていただいた甲斐があったと、とてもうれしかった。

やはり椅子はモノとして存在するだけでなく、人の体と心、そして姿勢と深く関わる事で、大きな存在になる事が出来るんだと改めて認識出来た一日だった。

本日足を運んでくださった皆様、又この会を企画し、おいしいお茶のおもてなしをしてくださったギャラリーの皆様。有難うございました。

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2011年08月26日

日本デザイン学会 総会

千葉工業大学で開催された、日本デザイン学会の総会に行ってきた。

一人で研究、制作を続けてきたので、まさかこんなアカデミックな世界に顔を出すとは思ってもいなかった。

でも最近は多くの研究者の先生に応援をしていただけるようになって来た。

今日は総会後、人間工学の研究で第一人者である、上野先生とお話しをしてきた。先生には、昨年私の開発手法を話させていただいた事があり、その折「吉野さんは本当の椅子馬鹿です」とのありがたいお言葉を頂いた方である。

本日も今私が進めているチェアーフィッティングの進捗状況などを報告に行ってきたのだ。

先生からも、応援を惜しまないとのありがたい言葉を頂いて、心強い気持ちで河口湖に戻った。
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2011年08月25日

スケジュールの訂正です。

申し訳ありませんでした。m(_ _)m

山の上ギャラリーで開催されている「私の椅子展」のギャラリートークの日にち、7月31日のブログでは、8月17日とお知らせしていました。

27日の間違いでした。

という事で、汗をかきかき修正です。(^_^;)

27日は朝からギャラリーに行っている予定です。トークは15時からです。出来ればご予約をお願いいたします。

山の上ギャラリーtel.045-852-8855

この日に合わせて、新しい私のプレゼンテーション資料を作りました。まだカタログと言うほどにはなりませんが、自分の仕事をまとめて文章にした小冊子という感じです。ギャラリーでご覧ください。これが表紙になります。

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話題変わって本日は、北欧インテリア、椅子のオーソリティー島崎信先生の事務所にお伺いしてきました。
来年、長野県小海町高原美術館で開催される、デザイン展の企画のお話しです。

今まで数多くの展覧会を監修してこられた島崎先生の企画を元に、数人の木工作家や、デザイナーが集まり、作り手の意識を上げてゆく事の出来るような展覧会を開こう。と今から熱い議論で今後が楽しみです。

日本には世界でもまれに見るほど、多くの独立自営の木工作家がいます。こんなに多くの作家が生きていられる事はとても特殊で幸せな事ですが、それに気付づいていない作り手も多くいるのです。

このような特別な環境を生かして、作家が皆で集まって技術、情報を交換、そして磨き合ってゆけば、間違いなく世界に誇れる手作り文化が創り上げられるのではないか。と希望を持ってこのボランティアに参加しています。

微力でも木工家の創作レベルが上がり、社会認識されるお手伝いが出来ればと思います。今後の報告もお楽しみに。
posted by TAK at 00:07| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月18日

ツバメが巣立った!

仕事中に子供が工房に顔を出す。

作業能率としてはあまり良くないが、ファミリーワークとして木工をとらえ、将来子供に是非ともこの道を継いでもらいたいと願う私には、必要な事。これは私の日常だが、夏休みはちょっと大変だ。ヒートアップした子供達が乱入してくると危険もある。

今日も子供達が走り込んできた。何事かと制止しようと思うまもなく、子供達が叫ぶ。

「お父さん!ツバメが・・・ツバメが巣立ったよ!!!」

そう、先日巣が落ちて補修した、ツバメの巣にいた雛たちの事である。子供の興奮ももっともだ。人のにおいが付くとえさを与えなくなると聞いていたので、毎日子供達は観察していた。 昨日はえさを与えているのを確認したので、ちょっと期待もしていたが、巣立ったとなると喜ばしい。

喜ぶ子供達と、ツバメの写真を撮りたかったが、巣立つともう巣には近寄らないようだ。しばらく待ってもいっこうに姿を現さない。

だから今日は写真はなし。でも木工でこんな鳥助けも出来るんだなと、皆で満足の日。
posted by TAK at 00:00| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月14日

ツバメの巣を直す

仕事をしていると、突然長男のYUが息せききって工房へ入ってきた。「ツバメの巣が落ちて雛が動けないんだ!」子供にとっては大事件。

外へ出てみると本当だ。1ヶ月ほど前に外壁のオイル塗りをしたせいか、木の壁から巣が半分ほどはげ落ちている。子供が最初に発見した時には3羽だった雛が今は2羽しか見つからない。ここはいつも野良猫の通り道になっているところ。子供達はもう大変。「なんとかして〜」と3人そろって大合唱だ。

仕事どころではなくなってしまった。とりあえずベニヤ板の切れ端で支えを作り、残っている巣の隣に落ちた巣を戻す。
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野生の雛は一度巣から落ちる手人に拾われると、人のにおいが付いてしまうので親鳥が自分の子供と認識しなくなると聞いた事がある。それで育児放棄してしまうので、巣から落ちた雛には触らないようにというのだ。

でも今は状況が違う。子供達は目を離していると又野良猫が来ると思って動けない。

YUが手を地面にこすりつけ泥だらけにする。「ツバメの巣は泥で出来ているんだから、こうすれば人のにおいじゃなくなるでしょう」

もっともだ!否定も出来ず、私も手に泥をこすりつけてYUから雛を受け取る。そっと補修した巣に載せる。もう産毛が少なく、羽ばたき始めている。きっと巣立ちが近いのだろう。何とか親鳥が近づいてくれ。と祈るようなきもちで2羽を載せた。

子供は心配そうに巣を見ている。
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親鳥はしばらくしたら戻ってくるのだが、まるでガラス板でもあるかのように巣から30cm以内には近づかない。・かなり警戒しているようだ。やはり人のにおいがすると言うのは本当なのだろうか?

15分ほど観察していたが、やはりそのまま親鳥は近づこうとしない。我々が遠巻きにしているからきっと気になるのかも知れない。離れがたい子供達を促して、家に入った。

上手く行ってくれると良いね。と夕食の話題はツバメの事ばかりだった。優しい子供達なんだな。
posted by TAK at 00:00| 山梨 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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