2012年09月11日

Living Design Center OZONEでセミナー開催

東京新宿にあるデザインセンターOZONEにおいて、子供と椅子の関係のセミナーが開催されます。私は、講師の一人として参加させて頂きます。

内容は、子供椅子と身体の健康の関係、正しいセッティングの仕方、座り方についてです。

私自身、自分の子供の姿勢と勉強の集中力の関係に気づいて、姿勢改善アダプターを開発した経緯があります。
現在、様々な調整可能な椅子も多数発売されていますが、正しく調整して使っている方は少ないものです。身体にあった椅子は健康にプラスに働く事が多いのですが、身体に合わない椅子は集中力が減るばかりでなく、身体の成長に対する影響もあり、腰痛、肩こりなどの不調を生み出すことは意外と知られていません。


セミナーでは、木工家の仲間達の指導で、参加者の方に実際椅子の調整をして戴き、身体にあったポジションが子供さんの姿勢にどう関わっているのかを実感して戴く予定です。

この機会に是非ご参加下さい。

親子で学ぶ,子供椅子のセッティング&座り方
リビングデザインセンターOZONE6F  子育てふぁーむ
2012年10月8日 11:00〜13:00
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2012年08月27日

チェアーフィッティング講座

私の考えた座り心地の理論、チェアーフィッティング。これまで、私のお客様には、かなりの満足をして頂いたと自負しています。

心、体、椅子、姿勢」この4つを統合しようという私の試みを、もっと多くの作り手と共有することで、座る事に悩む多くの方に多くの方に喜んで頂けるのではないかと思い、私の工房でチェアーフィッティングの講座を始めました。

第1期はベテランから、若手まで、今はまだ4人の参加者ですが、座り心地を感じるための身体の基本作りから始まり、禅、気、整体、解剖学などの勉強を皆で真剣に取り組んでいます。
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こちらは身体の感性を上げて、曲率を感じ取るための試験。様々なアールを身体の各部に当て、自分にあった曲線を探し出していきます。
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こちらは座り心地試験器でシミュレーション中。

皆さん久しぶりに学生に戻り、講義と宿題に奮闘中です。

「手作り作家の椅子は本当に座りやすい!」そんな評判があちこちで立つことを夢見ながら、皆さんと更に勉強を続けています。

posted by TAK at 22:23| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

こども椅子のワークショップ

長野県小海町高原美術館にて、こども椅子のワークショップを開きました。

こども椅子は可動式のモノに人気があります。しかし、私が観察していると、意外とこどもに優しい寸法調整をしている方が少ないことに驚きます。買った当初はマニュアルに合わせて調整していますが、こどもの発達に合わせて調整し直すことを忘れてしまうのでしょうか。

調整が合わないまま使用していると、こどもは無理な姿勢をとり続け、姿勢が悪くなるばかりか、勉強の能率も落ちます。さらに最悪の場合は骨格の発達に弊害が及ぶ場合もあります。

このことを私は常々問題だと思っていたので、今回の美術館の企画に合わせて、正しい調整法をお伝えするワークショップを開いたわけです。
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はじめに武蔵野美術大学 名誉教授の島崎信先生より、子供椅子のお話しをお聞きした後、私が子供椅子の調整の重要性の話

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次に必要寸法の測定

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そして、「これからの木工を考える会」のメンバーによるお客様親子に対する個別の指導、体験をしていただきました。

それほど多くのお客様に体験していただけたわけではありませんが、それでも皆様に正しく、そして身体に優しい座り方、椅子の調整をお伝えできたことは、私のチェアーフィッティング活動の大切な部分ですので、有意義な時間が過ごせたと思います。

御協力いただいた島崎先生、小海町美術館、「これからの木工を考える会」の皆様,参加された皆様、有難うございました。
posted by TAK at 21:00| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

小海町高原美術館 イベントのお知らせ

今、長野県小海町高原美術館に於いて、世界の子どもの椅子展 が開催されています。
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明日は、武蔵野美術大学名誉教授、島崎信先生の講演と、私も係わっている会が主催する子供椅子のセッティング教室が開催されます。

また、4日には、ウチの子供達が講師として参加する子どもによる、子どものための木工教室が開催されます。
とても良い展覧会ですので、お出かけください。
以下、美術館よりの広報文章を掲載します。

◎5月3日(木) こどもの椅子を考える 参加費:無料
10:30〜12:00 講演会「こども椅子のデザイン」 講師:島崎 信
13:30〜15:00 ワークショップ「親子で学ぶ、こども椅子のセッティング、座り方」
協力:これからの木工を考える会
◎5月4日(金) ものづくりを楽しむ 参加費:40円(保険代、一人あたり)
10:30〜11:30/13:30〜14:30
こどもが先生!「糸ノコで作る木の動物ブロック」
講師:吉野裕樹(小学校6年生)、吉野快(小学校4年生)

休館日:火曜日(5月1日は開館)
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
開催場所:小海町高原美術館
入館料:高校生以上500円、小中学生150円

主催:小海町高原美術館
企画協力:NPO東京・生活デザインミュージアム
企画監修:島崎 信(武蔵野美術大学名誉教授)、織田 憲嗣(東海大学芸術工学部教授)
協力:(株)アイデック、「君の椅子」プロジェクト、佐々木デザインインターナショナル(株)
(株)三栄コーポレーション、(株)ストッケ、豊橋木工(株)、Magis Japan(株)
後援:長野県、長野県教育委員会、信濃毎日新聞社、SBC信越放送、NBS長野放送
TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、FM長野

※小さなお子様とお過ごしいただける休憩スペースをご用意しています。



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身近な生活デザインのひとつとして、椅子は古くから多様なデザインが生まれ、使用されています。とりわけ近年になって、北欧の椅子を中心に、多くの関心が集まっています。それでは「こどものための椅子」についてはどうでしょうか。現状ではその種類も少なく、次の世代を育成する大切な分野にもかかわらず、軽視のそしりを免れることが出来ずにいます。その原因のひとつは、こどもの成長が早く、体型の変化によって、すぐに使えなくなるため、大は小を兼ねるとして、大人用の椅子を無理に便法として使わせていたことが挙げられます。
・本展覧会では19世紀からのこどもの椅子、人形の椅子など歴史的なデザインを紹介するとともに、20世紀半ばからの世界のこども椅子の一端を紹介します。
・そして、現在市販されているこどもの椅子から、優れたデザインを製品化している5つのメーカーにご協力いただき、その使い方を実感していただく展示も行ないます。
・また、2006年に北海道東川町から始まった「君の椅子」プロジェクトは、毎年異なるデザインの椅子を新生児へ贈るプロジェクトです。その新しい考え方と働きかけも大切な視点として紹介します。
ここで紹介する様々な椅子は、今日でもヒントになるものが多く隠されていることでしょう。これらのデザインや考え方を通して、これからの「こどものための椅子」を考えるきっかけとなれば幸いです。


posted by TAK at 16:17| 山梨 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月06日

lidem チェアーフィッティング こども用姿勢改善アダプター 

青山 町田ひろ子アカデミー グリーンハウスにて開催された「生活デザイン」未来塾に於いて、子供用姿勢改善アダプターのプレゼンテーションをしてきました。

木工家、デザイナー、販売関係、企画など、家具、インテリアに係わる約20名の参加者に、チェアーフィッティングの考え方、現在問題化している子供の姿勢の崩れ、その解決策などを発表しました。

参加者からは、デザイン、実用化、問題点など、様々なご意見を頂きました。有難うございました。
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2011年09月27日

銀座デザイン大学

10月8日土曜日 チェア−フィッティングの講演会があります。

場所・東京都江東区新砂の竹中工務店東京本店。2F Aホール

時間・13:30〜16:30

東京建築士会主催 オープンカレッジ 銀座デザイン大学 オーダー家具の作り方。

身体に優しい家具作りのワークショップ

ものつくり大学の赤松先生の講演の後に椅子、チェアーフィッティングについてお話しさせて頂きます。

詳しくは東京建築士会まで

http://www.tokyokenchikushikai.or.jp/03_jigyo/03_main.htm

201102design-kagu.pdf

建築士の方をメインにしていますが、一般の方もOKです。

初めての大きな講演会です。一生懸命準備しますので、宜しければお出かけください。
ラベル:椅子
posted by TAK at 20:22| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月27日

山の上ギャラリー ギャラリートーク

大船、山の上ギャラリーでで開催されている「私の椅子展」のギャラリートークにお話をしに行ってきた。

今回はとてもこぢんまりとした様子で、アットホームなギャラリートークとなった。

参加のお客様の一人に腰椎すべり症の方がいらしてお宅では15分座っているのも辛いという。このような外科的に治療が必要とされている方の場合は、椅子の座り方、選び方にも慎重にならざるを得ないモノだ。

今日の話は2時間近い予定。大丈夫かな。と少々心配なので、先に身体に合うサイズの椅子を選び、座り方のご指導をさせていただき、チェアーフィッティングとまではいかないが、それなりに気を使ってのギャラリートークとなった。
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自分の仕事史、椅子の話、身体の話など、皆さん熱心に聞いていただいて、後の質問コーナーも更に熱心な質問が次々と飛び出した。

やはり座り心地だけでなく、身体の事に対する皆さんの関心が高いのが分かる。
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2時間の話の後、先のお客様にご感想を聞いた。

「こんなに長く楽に、きちっと座れた事はなかった。とても楽です。」と、驚きと喜びの感想を頂戴し、今日は、お話しさせていただいた甲斐があったと、とてもうれしかった。

やはり椅子はモノとして存在するだけでなく、人の体と心、そして姿勢と深く関わる事で、大きな存在になる事が出来るんだと改めて認識出来た一日だった。

本日足を運んでくださった皆様、又この会を企画し、おいしいお茶のおもてなしをしてくださったギャラリーの皆様。有難うございました。

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2011年08月26日

日本デザイン学会 総会

千葉工業大学で開催された、日本デザイン学会の総会に行ってきた。

一人で研究、制作を続けてきたので、まさかこんなアカデミックな世界に顔を出すとは思ってもいなかった。

でも最近は多くの研究者の先生に応援をしていただけるようになって来た。

今日は総会後、人間工学の研究で第一人者である、上野先生とお話しをしてきた。先生には、昨年私の開発手法を話させていただいた事があり、その折「吉野さんは本当の椅子馬鹿です」とのありがたいお言葉を頂いた方である。

本日も今私が進めているチェアーフィッティングの進捗状況などを報告に行ってきたのだ。

先生からも、応援を惜しまないとのありがたい言葉を頂いて、心強い気持ちで河口湖に戻った。
posted by TAK at 21:57| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

フィッティングに出かけた

座るのに苦労しているお客様から、依頼を受けフィッティングに伺った。お客様は96歳。

これまでも腰の曲がった88歳のご婦人の例などもあり、ある程度は楽に座れるようになるという事が分かっている。とても大切な仕事だ。東京のご自宅に伺った。

お会いしてお話を伺う。昨年自転車にぶつけられ、転倒して以来体調が思わしくないようだ。又、日常ふわふわのソファーに寄りかかるように座ってテレビを見る時間が長い。これは腰のためにはあまり良くない椅子の選択だ。

何れが原因かははっきりしないが、とにかく側湾が著しい。仙骨と頭骨を直線で結ぶと、中央部は5cmほど左に寄ってしまう。

中央に座っていただこうとしても、どうしても右に寄ってしまい、骨盤を水平に保つ事が出来ないでいる。

フィッティングをするにはご自身の気持ちも大切だ。身体を整えるのが難儀であれば、現状に合わせて支える。整えたいという意志が強ければ、ニュートラルな椅子を作り、なるべく正しく座る事で、癖を抜いてゆく事を目指す。
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お客様は若い頃はボートマンだったそうだ。お年の割には大変筋肉もしっかりしていて、自分から身体を整えたいとのお気持ち持ちも伺った。

設計としては座面幅を狭くして、常に中央に座れるようにする事。左脇にパットを付加して、身体の倒れを防ぐ事。肘を高く、そして前方に5cmほど長くする事。座面を標準値より高くして立ち上がりを楽にし、同時に脚載せ台を付けて、太もも裏の圧迫を減らす事。等が改良点となる。

制作、納品、その後の追跡調査に関しては又追って記事を書いてゆきたい。やりがいのある仕事をさせていただき、本当にありがたい事だと思う。
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2011年07月23日

納品の後・・

先週作品を送らせていただいたお客様から、御来房の連絡。それも二組だ。納品した椅子に何かあったのだろうか?

ちょっと心配していると、一組目のお客様がみえる。お友達を誘って来てくださった。なんでも納品したあと一週間で身体が整い、すこぶる調子がよいとの事。ちょうどそんな時に御友人の腰に違和感があると聞いて早速誘って来てくださったのだった。

私の椅子は身体を整えるのに有効なツールとなる事を目指して制作している。そのため、お客様の身体と椅子をフィットさせるのが一番の特徴だが、なんと言っても大切なのは、使う人自身の身体に対する意識の持ち方なのだ。

椅子が勝手に身体を整えたり、不調を直してくれるわけが無い。自分の身体に心を向けた時に初めて一番有効な道具になるのだ。きっとこのお客様もそんなふうにして調子が良くなったのだと思う。

ご一緒に見えたお友達も私の意図を理解して気に入ってくださり、注文と相成った。
有難うございました。



二組目のお客様は、納品した椅子に座ると、ちょっと下肢がしびれ、少々座骨の収まりが悪いという。椅子をお持ちいただいて、ショールームのサンプルの椅子と比べてみた。ゲージを当てても誤差は2mm以内。目で見て分かる範囲ではない。でも座る姿を細かく観察すると、太もも裏の圧迫がやや強い。
これは経験的に座った時の筋肉の動きや、ズボンのしわの出来方で判断出来る。

この圧迫を減らすために早速、お客様の目の前で鉋を使い削り始める。当たっている場所を4mm削って座り心地を確認。お客様の顔を見ていると、この微妙な加工で大きな効果を実感しているのが分かる。本当にわずかなのだが、人はなんて敏感なセンサーを備えているのだろう。木の椅子を作っているといつもそう感心せずにいられない。

次に座骨位置を確認し、座面にマークする。やはりここも四方反り鉋で、局部的に3mmほど削り込む。
これも大正解。お客様は「おしりの収まりが楽になり、足の置き場に自由度が出た」と喜んでいただいた。
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数ミリの寸法、曲面の違いがこれほど大きく座り心地に影響を与える。一面ではこんなに微妙なのか。と言う驚き、もう一方では、この違いを理解して喜んでいただけるお客様がいるという喜び。

だからチェアーフィッティングは人の役に立てる新しい技術なんだと自分で納得した一日だった。
posted by TAK at 00:00| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月14日

チェアーフィッター養成講座 説明会

長いお休みから目を覚まし、ブログを本日から再開しました。よろしくお願いします。

チェアーフィッティングを広めてゆこうと思います。10日に続き、本日説明会を開催しました。
各地から10人以上の方が参加してくれました。まだ新しい試みで始まったばかりです。

私が提唱し始めたチェアーフィッターと言う言葉もほとんど知られていません。

新しい木工家の流れを作ってゆければと願っています。

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posted by TAK at 00:11| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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