2011年08月28日

河口湖でのんびり

昨日まで東京、神奈川と飛び回り、帰宅も深夜になっていたので、今日は午後を休みにして少し家族の時間を取った。

自営業は夏休みを採る余裕はない。基本的には日曜もなくて子供達には少々かわいそうだ。このちょっとの時間でもとても貴重。

車にカヤックと釣り竿を積み込んで.5分ほど離れた浜にゆく。河口湖に住んでいて得した気分。すでに3時を回って、観光客は帰路についている時間だ。周囲に観光客の姿は少なくなっている。
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それぞれ思い思いに釣り糸をたれたり、カヤックをこいで岸辺を散策したり。カヤックは、独特の水面すれすれで、滑るように進む感覚は、いつも自然との一体感を確認出来て心地よい。子供達も笑顔だ。
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こんなに近くに住んでいるのに、去年オークションで格安カヤックを見つけて家にあるのに、湖に出られるのは年に3〜4回ほどしかない。
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改めて少しの時間でも積極的にオフを取る大切さを実感する。

自然にエネルギーを沢山もらって、良い夕暮れの時間だった。
posted by TAK at 22:58| 山梨 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月27日

山の上ギャラリー ギャラリートーク

大船、山の上ギャラリーでで開催されている「私の椅子展」のギャラリートークにお話をしに行ってきた。

今回はとてもこぢんまりとした様子で、アットホームなギャラリートークとなった。

参加のお客様の一人に腰椎すべり症の方がいらしてお宅では15分座っているのも辛いという。このような外科的に治療が必要とされている方の場合は、椅子の座り方、選び方にも慎重にならざるを得ないモノだ。

今日の話は2時間近い予定。大丈夫かな。と少々心配なので、先に身体に合うサイズの椅子を選び、座り方のご指導をさせていただき、チェアーフィッティングとまではいかないが、それなりに気を使ってのギャラリートークとなった。
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自分の仕事史、椅子の話、身体の話など、皆さん熱心に聞いていただいて、後の質問コーナーも更に熱心な質問が次々と飛び出した。

やはり座り心地だけでなく、身体の事に対する皆さんの関心が高いのが分かる。
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2時間の話の後、先のお客様にご感想を聞いた。

「こんなに長く楽に、きちっと座れた事はなかった。とても楽です。」と、驚きと喜びの感想を頂戴し、今日は、お話しさせていただいた甲斐があったと、とてもうれしかった。

やはり椅子はモノとして存在するだけでなく、人の体と心、そして姿勢と深く関わる事で、大きな存在になる事が出来るんだと改めて認識出来た一日だった。

本日足を運んでくださった皆様、又この会を企画し、おいしいお茶のおもてなしをしてくださったギャラリーの皆様。有難うございました。

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2011年08月26日

日本デザイン学会 総会

千葉工業大学で開催された、日本デザイン学会の総会に行ってきた。

一人で研究、制作を続けてきたので、まさかこんなアカデミックな世界に顔を出すとは思ってもいなかった。

でも最近は多くの研究者の先生に応援をしていただけるようになって来た。

今日は総会後、人間工学の研究で第一人者である、上野先生とお話しをしてきた。先生には、昨年私の開発手法を話させていただいた事があり、その折「吉野さんは本当の椅子馬鹿です」とのありがたいお言葉を頂いた方である。

本日も今私が進めているチェアーフィッティングの進捗状況などを報告に行ってきたのだ。

先生からも、応援を惜しまないとのありがたい言葉を頂いて、心強い気持ちで河口湖に戻った。
posted by TAK at 21:57| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月25日

スケジュールの訂正です。

申し訳ありませんでした。m(_ _)m

山の上ギャラリーで開催されている「私の椅子展」のギャラリートークの日にち、7月31日のブログでは、8月17日とお知らせしていました。

27日の間違いでした。

という事で、汗をかきかき修正です。(^_^;)

27日は朝からギャラリーに行っている予定です。トークは15時からです。出来ればご予約をお願いいたします。

山の上ギャラリーtel.045-852-8855

この日に合わせて、新しい私のプレゼンテーション資料を作りました。まだカタログと言うほどにはなりませんが、自分の仕事をまとめて文章にした小冊子という感じです。ギャラリーでご覧ください。これが表紙になります。

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話題変わって本日は、北欧インテリア、椅子のオーソリティー島崎信先生の事務所にお伺いしてきました。
来年、長野県小海町高原美術館で開催される、デザイン展の企画のお話しです。

今まで数多くの展覧会を監修してこられた島崎先生の企画を元に、数人の木工作家や、デザイナーが集まり、作り手の意識を上げてゆく事の出来るような展覧会を開こう。と今から熱い議論で今後が楽しみです。

日本には世界でもまれに見るほど、多くの独立自営の木工作家がいます。こんなに多くの作家が生きていられる事はとても特殊で幸せな事ですが、それに気付づいていない作り手も多くいるのです。

このような特別な環境を生かして、作家が皆で集まって技術、情報を交換、そして磨き合ってゆけば、間違いなく世界に誇れる手作り文化が創り上げられるのではないか。と希望を持ってこのボランティアに参加しています。

微力でも木工家の創作レベルが上がり、社会認識されるお手伝いが出来ればと思います。今後の報告もお楽しみに。
posted by TAK at 00:07| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月18日

ツバメが巣立った!

仕事中に子供が工房に顔を出す。

作業能率としてはあまり良くないが、ファミリーワークとして木工をとらえ、将来子供に是非ともこの道を継いでもらいたいと願う私には、必要な事。これは私の日常だが、夏休みはちょっと大変だ。ヒートアップした子供達が乱入してくると危険もある。

今日も子供達が走り込んできた。何事かと制止しようと思うまもなく、子供達が叫ぶ。

「お父さん!ツバメが・・・ツバメが巣立ったよ!!!」

そう、先日巣が落ちて補修した、ツバメの巣にいた雛たちの事である。子供の興奮ももっともだ。人のにおいが付くとえさを与えなくなると聞いていたので、毎日子供達は観察していた。 昨日はえさを与えているのを確認したので、ちょっと期待もしていたが、巣立ったとなると喜ばしい。

喜ぶ子供達と、ツバメの写真を撮りたかったが、巣立つともう巣には近寄らないようだ。しばらく待ってもいっこうに姿を現さない。

だから今日は写真はなし。でも木工でこんな鳥助けも出来るんだなと、皆で満足の日。
posted by TAK at 00:00| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月14日

ツバメの巣を直す

仕事をしていると、突然長男のYUが息せききって工房へ入ってきた。「ツバメの巣が落ちて雛が動けないんだ!」子供にとっては大事件。

外へ出てみると本当だ。1ヶ月ほど前に外壁のオイル塗りをしたせいか、木の壁から巣が半分ほどはげ落ちている。子供が最初に発見した時には3羽だった雛が今は2羽しか見つからない。ここはいつも野良猫の通り道になっているところ。子供達はもう大変。「なんとかして〜」と3人そろって大合唱だ。

仕事どころではなくなってしまった。とりあえずベニヤ板の切れ端で支えを作り、残っている巣の隣に落ちた巣を戻す。
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野生の雛は一度巣から落ちる手人に拾われると、人のにおいが付いてしまうので親鳥が自分の子供と認識しなくなると聞いた事がある。それで育児放棄してしまうので、巣から落ちた雛には触らないようにというのだ。

でも今は状況が違う。子供達は目を離していると又野良猫が来ると思って動けない。

YUが手を地面にこすりつけ泥だらけにする。「ツバメの巣は泥で出来ているんだから、こうすれば人のにおいじゃなくなるでしょう」

もっともだ!否定も出来ず、私も手に泥をこすりつけてYUから雛を受け取る。そっと補修した巣に載せる。もう産毛が少なく、羽ばたき始めている。きっと巣立ちが近いのだろう。何とか親鳥が近づいてくれ。と祈るようなきもちで2羽を載せた。

子供は心配そうに巣を見ている。
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親鳥はしばらくしたら戻ってくるのだが、まるでガラス板でもあるかのように巣から30cm以内には近づかない。・かなり警戒しているようだ。やはり人のにおいがすると言うのは本当なのだろうか?

15分ほど観察していたが、やはりそのまま親鳥は近づこうとしない。我々が遠巻きにしているからきっと気になるのかも知れない。離れがたい子供達を促して、家に入った。

上手く行ってくれると良いね。と夕食の話題はツバメの事ばかりだった。優しい子供達なんだな。
posted by TAK at 00:00| 山梨 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

お盆花 そしてスーパーキッズオーケストラ。

毎年お盆の頃には、自衛隊の演習場に行って、草原に咲く夏の花を見るのが慣例だ。
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この時期には演習場の草原が夏の花でいっぱいだ。演習場の存在に関してはいろいろな立場から意見があるがそれに関してはここではあえて触れない。

ここは今まで多くの議論の中で、演習場として使用され、その結果、自然保護の聖地とも言える貴重な場所になり始めているのはある意味皮肉とでも言うべきなのだが、民間に返還されていれば間違いなくゴルフ場になり、一面の芝生の丘になってしまったであろうこの草原が、今は貴重な野の花の群生地として人知れずに存在している事は、私たち家族にとってはとても貴重で素晴らしい事実なのだ。
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花の一つ一つが、森の中の木の実の一粒がそれぞれ夏を精一杯に美しく生きているのを見ると、言葉に表す事が出来ない不思議な充実感であふれてくる。
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子供達はひたすら草原を走り回り、新しい花を見つけるたび、又、鹿の足跡を見つけるたびに歓声を上げている。
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いつまでも演習をしなければいけない世界であって欲しくはないが、この場所はあまり大きな開発を進めずにいてくれればと願う。







その後、河口湖ステラシアターで催されている河口湖音楽祭のプログラム中、「スーパーキッズオーケストラ」コンサートを聴きに行く。過去2年続けて聴きに行った家内と子供達は、是非私にもと誘ってくれた。
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私の暮らす富士河口湖では、このホールを町で自主運営し、年間数十回ものコンサートを開きその内容は驚くべき多彩さで、人口2万4千人ほどの小さな町として住民が誇る事が出来るホール、運営である。

世界的な指揮者である佐渡裕氏の提唱により始まったこの小学生から高校生によるオーケストラは、今年8年目を迎え、その活動の幅をますます広げている。

音が出た瞬間、これは何かが違う!!とすぐに感じるほどの演奏。

高い技術は当然だが、佐渡裕氏、日頃の指導の各担当者、子供達。このオーケストラに係わるすべての方の音楽に対する喜び、愛情、ひたむきな想いがひしひしと伝わって来るではないか。不覚にも涙が出てしまった。音楽の原点を見せつけられる思いだ。
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又、子供達だけでなく、このオーケストラを創設しここまで育ててこられた佐渡裕氏のことも考えないわけにはゆかない。これが本当の教育なのかと思う。氏の人間力、指導力、音楽に対する情熱、人間に対する思い。すべてが整った事でこれだけの演奏が出来る事は想像に難くない。

思わずチェアーフィッティングを提唱し、これから多くの方の応援を得て広めてゆこうとしている自分に当てはめて考えた。どれだけの想いを込めて手でモノを作れるのか・・自分に向き合い人にその思いを伝えるための私の人間としての基本は出来ているのか・・・

沢山教えられる一日だった。

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2011年08月10日

フィッティングに出かけた

座るのに苦労しているお客様から、依頼を受けフィッティングに伺った。お客様は96歳。

これまでも腰の曲がった88歳のご婦人の例などもあり、ある程度は楽に座れるようになるという事が分かっている。とても大切な仕事だ。東京のご自宅に伺った。

お会いしてお話を伺う。昨年自転車にぶつけられ、転倒して以来体調が思わしくないようだ。又、日常ふわふわのソファーに寄りかかるように座ってテレビを見る時間が長い。これは腰のためにはあまり良くない椅子の選択だ。

何れが原因かははっきりしないが、とにかく側湾が著しい。仙骨と頭骨を直線で結ぶと、中央部は5cmほど左に寄ってしまう。

中央に座っていただこうとしても、どうしても右に寄ってしまい、骨盤を水平に保つ事が出来ないでいる。

フィッティングをするにはご自身の気持ちも大切だ。身体を整えるのが難儀であれば、現状に合わせて支える。整えたいという意志が強ければ、ニュートラルな椅子を作り、なるべく正しく座る事で、癖を抜いてゆく事を目指す。
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お客様は若い頃はボートマンだったそうだ。お年の割には大変筋肉もしっかりしていて、自分から身体を整えたいとのお気持ち持ちも伺った。

設計としては座面幅を狭くして、常に中央に座れるようにする事。左脇にパットを付加して、身体の倒れを防ぐ事。肘を高く、そして前方に5cmほど長くする事。座面を標準値より高くして立ち上がりを楽にし、同時に脚載せ台を付けて、太もも裏の圧迫を減らす事。等が改良点となる。

制作、納品、その後の追跡調査に関しては又追って記事を書いてゆきたい。やりがいのある仕事をさせていただき、本当にありがたい事だと思う。
posted by TAK at 00:00| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チェアーフィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月08日

子供の誕生日

8月8日長男の11歳の誕生日。

忘れっぽい私のために、11年前家内は「覚えやすい日に出ておいで。」とお腹の中に向かってささやいていたのが功を奏したのか!?  「2000年パチパチ」という日に生まれてきた。

誕生日プレゼントを何にしよう。いつも悩んでしまう。
物を送るのが普通だろうが、なんだかぴんと来ない。モノは所詮モノ。

モノで豊になるのを覚える事はそれほど子供のためにはならないのでは?等と考え、とにかく一日、一緒に過ごそうと決めた。
月曜日だが、今日のために一昨日、昨日と夜なべをして何とか一日仕事の休みを作った。

プールに行って泳いだり、幼い頃からの親友の家に行ったり、けれどそれほど特別な事はしなかった。

例年の家内のこだわりで、ケーキだけはうちで焼いた。

子供は幸せそうで、なんだか嬉しい時間だった。
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2011年08月03日

メンテナンス

3年前に設計、管理して建てたお客様の家に伺う。

ヒノキの床、ご家族で塗った漆喰壁、苦労して塗った天井の杉材、チェリーの家具、チークのキッチンカウンター。すべて使い込んで頂いて良い感じ!

庭木も徐々に大きくなり、程良い日陰。

家族と共に美しく年を重ねる家造りが、よく現れている。お客様も大喜こび。

今日は建具の微調整と、玄関ドアのオイル塗り。オイル塗りはオーナーとの共同作業。こんな風に一緒に作業していく事で、家のメンテナンスを覚えて頂く。

自然素材で建てた家は、元々多くの手入れを必要としない。美しく汚れていく。しかし時間の経過と手入れがマッチした時には、新しい素材では絶対出来ない素晴らしい味わいになってくるものなんだ。

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久々にそんな事を実感し、作業後、オーナーご家族とおいしいお茶を楽しんだ。
posted by TAK at 00:00| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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